NFTゲームの寿命はどれくらいもつの?
なぜNFTゲームの稼げる期間は短いものばかりなの?
本記事ではあなたのこんな疑問にお答えします。
- NFTゲームの寿命が最長で5カ月しかもたない理由
- 長期的に稼げて次に流行りそうなNFTゲームの探し方
- 【2023年】次に流行るNFTゲーム3選
現状、NFTゲームの寿命は長くて5カ月、早ければ1ヵ月で稼げなくなってしまうものばかりで嫌になりますよね。
この記事を読めばNFTゲームの寿命が短い理由と、次に流行るNFTゲームを探す方法がわかるので稼げる確率がグっとあがります。
当ブログ『グッキーNFT』では20種類以上のNFTゲームを実践し、最高35万円の利益を出しています。
それらの経験をもとに解説します。
NFTゲームの王者でさえ寿命が5カ月である
まずはNFTゲームの王者であるAxie Infinity(アクシーインフィニティ)とSTEPN(ステップン)を例に寿命を見ていきましょう。
一時はPlay to Earnの王者であった、Axie Infinity(アクシーインフィニティ)が実際に稼げた期間は2021年5月 〜 2021年9月(4ヶ月)。
アクシーのゲーム内トークン『SLP』の価格推移がこちら。
Move to Earnの火付け役であるSTEPN(ステップン)でも2022年1月 〜 2022年5月(5ヶ月)。
STEPNのゲーム内トークン『GST』の価格推移がこちら。
ついでに元zozotownの前澤さんが出資したことで期待された『Runblox』のトークン『RUX』も見てみましょう。
RUXは1時は332円を記録したものの、1ヵ月後には33円まで下落し2023年3月現在はたった1円の価値しかありません。
他の2番煎じのM2Eはほとんど似たような結果でした。
あれだけ世間をにぎわせた2つのNFTゲームでさえ、寿命(稼げた期間)は5カ月です。
他のNFTゲームは早ければ1ヵ月で稼げなくなるものもありますし、そう考えると5カ月は長い方だと言えます。
とはいえ、せっかく身銭を切ってNFTを買ったんだからもう少し長続きしてほしいのが本音ですよね・・
なぜNFTゲームの寿命はこんなに短いんだろう?
意外と知らないNFTゲームの寿命が短い3つの理由
NFTゲームの寿命が短い理由は以下の3つです。
- 新規参入者数に依存している
- ゲーム内通貨の使い道が少ない
- ゲーム自体がおもしろくない
理由①新規参入者数に依存している
現状のNFTゲームで稼げるゲーム内通貨(暗号通貨)の多くは、新規参入者のNFT購入金から支払われています。
そのため、新規参入者がいなくなるとトークン価値が下がって報酬システムが成り立たなくなり、結果的に稼げなくなります。
NFTゲームだけでなく、パズドラやウマ娘のようなスマホの課金ゲームも同様に課金してくれる人がいなければ運営できなくなるのも同じですね。
理由②ゲーム内通貨の使い道があまりない
現状のNFTゲームはアクシーインフィニティのように、稼いだゲーム内トークンを日本円に交換する他に使い道がない場合が多いです。
アクシーの反省をうまく活用したのがSTEPNです。
STEPNはゲーム内トークンをNFTのレベルアップや、NFTの数を増やすミントといった別の使い道をうまく取り入れて成功しています。
しかし、5月に仮想通貨市場全体が暴落した影響を受けて稼げなくなってしまいました・・
理由③ゲーム自体がおもしろくない
現状のNFTゲームはあまりおもしろくないのが問題です。
成功したかに見えたSTEPNが稼げなくなったとたん、プレイヤーが離れていったのはゲーム自体が面白くないから。
歩いて稼ぐゲーム性は日常に取り入れられる手軽さから人気になったんですが、逆に裏目にでてしまいました。
単純にゲーム自体が面白ければ、稼げなくなったとしてもプレイするユーザーはかなり残るはず・・・
これからNFTゲームの王者に長く君臨するには、おもしろいゲームを開発できるかがカギになるでしょう。
NFTゲームの寿命を伸ばす方法はあるのか?
ユーザー個人でできる寿命を伸ばす方法はありませんが、運営側にできることは2つあります。
- まずは根本的におもしろいゲームを作ること
- さらにゲーム内通貨の価格安定がカギになる
くわしく解説します。
まずは根本的におもしろいゲームを作ること
プレイしたいと思わせるゲームを作れれば必然的にユーザー数が多くなりますし、継続的に遊びたくなるからです。
ゲーム性が面白いことはもちろん、定期的にアップデートやイベントを開催してユーザーを飽きさせない工夫は必須でしょう。
そのためには、ゲーム業界の大手企業から有能なエンジニアやマーケターを引き抜く、または育てることが重要になります。
そうやってユーザーを満足させられるゲームが作れれば既存ユーザーのファン化や、新規ユーザーの獲得に繋がるでしょう。
結果、NFTゲームの寿命は確実に伸びます。
ゲーム内通貨の価格安定がカギになる
ゲームのおもしろさ同様に重要なのが、ゲーム内通貨の価格安定です。
ゲーム内通貨の価値が安定すると、長期的にユーザーが定着するからです。
たとえば、ゲーム内通貨を複数のゲームで共通利用できるようにしたり、オンラインショップ等、他のサービスで使えるようにすると新たに需要が生まれるので暴落リスクも減るでしょう。
実は通貨の共通利用にはすでに取り組んでいるプロジェクトがあって、前澤優作さんが運営に関わっているRunbloxです。
ゲーム内通貨RUXが今後複数のゲームで使えるようになる予定なので期待して待ちましょう。
他にも、元素騎士オンラインでは交換レートが固定されたシステムを取っています。
ゲーム内通貨RONDが10000mRONDで1$分と固定されているので、仮想通貨の価値が変動しても報酬は担保されています。
こういった通貨が安定するシステムが導入された人気のあるNFTゲームが今後は寿命が長くなると予想できますね。
でもそんな寿命が長くなりそうなNFTゲームはどうやって探せばいいんだろう?
寿命が長くなりそうなNFTゲームを探す3つのコツ
- 知名度があって人気のあるゲームにする
- ゲームシステムが完全に新しいゲームにする
- NFTゲーム情報サイトやSNSで情報をチェックする
それぞれくわしく解説します。
コツ①知名度があって人気のあるゲームにする
最近は元々人気のあったゲームがNFTゲーム化され始めています。
ポケモンやドラクエなど知名度のあるゲームがNFTゲーム化されれば、それだけで注目とユーザーが集まります。
たとえば、大人気MMORPGのエレメンタルナイツをNFTゲーム化した、『元素騎士オンライン』はリリース前から大注目されていました。
さらに著名人が関わっている場合も注目されやすく、前澤優作さんが資産を投資するということでRunbloxも非常に話題になりました。
やはりネームバリューがあるとそれだけで注目されますし、初期からスタートダッシュしやすいですね。
最近ではかんぱにガールズがNFTゲーム化すると発表されたので、情報をチェックしておきましょう。
コツ②完全に新しいシステムのゲームにする
完全に新しいゲームシステムだとそれだけで話題になります。
人は新しい体験ができるというだけで、興味を持つ生き物だからです。
たとえばSTEPNが爆発的に人気になったのは【歩いて稼ぐ】といった、常識破りな新しいシステムのゲームだからでしょう。
反対にアクシーインフィニティは稼げたものの、ひたすらバトルするだけでゲーム自体は面白くありませんでした。
結果、稼げなくなったらやる意味がなくなり人が離れていきました。
もしアクシーのゲームシステムが新鮮で、唯一アクシーでしか体験できないものであれば結果は違ったはず。
コツ③NFTゲーム情報サイトやSNSで情報をチェックする
寿命が長くて稼げるNFTゲームはいつ出てくるかわからないので、普段からチェックしておくことが非常に重要です。
コツ①②をふまえて、自分で情報サイトやSNSを使って最新情報を入手しましょう。
オススメの情報サイトはDappRadarで、新作のNFTゲームやユーザー数推移の情報が無料で全てわかります。
初心者でも情報収集できるように、下記の記事でNFTゲーム情報サイトやSNSの使い方を解説しているのでぜひ参考にしてください。
【2023年】次に流行るNFTゲーム3選
情報を精査し2023年、次に流行る可能性が高いNFTゲームを3つ厳選しました。
- 元素騎士オンライン
- illuvium(イルビウム)
- Murasaki7
それぞれくわしく解説します。
次に流行るNFTゲーム①元素騎士オンライン
- 大人気MMORPGのエレメンタルナイツシリーズをNFT化させたゲーム
- 2022年12月にゲームが開始されたばかりでアクティブユーザーが多い
- ゲーム内通貨RONDが10000mRONDが1$と固定されているので仮想通貨の価値が変動しても安定して稼げる従来のNFTゲームではなかった新しい仕組みを採用
- 無料で始められる
- アイテムやオシャレ装備のクリエイターとなって販売もできるなど新しい要素も多数
- 運営には俳優の水嶋ヒロさんや彦根市の議員、北川元気さんも関わっている
ゲーム画面を見たい方はこちらで元素騎士オンラインのPVを確認できますよ。
下記の記事で元素騎士オンラインのさらにくわしいゲーム内容や始め方を解説しています。
少しでも気になった方はチェックしてみてください。
次に流行るNFTゲーム②illuvium(イルビウム)
- 2023年にリリース予定の最も期待されているNFTゲームの1つ
- イルビアルというモンスターを捕まえてバトルさせるポケモンのようなNFTゲーム
- オープンワールドに存在するイルビアルの数は有限で、捕まえるほど数が減っていく仕組み
- イルビアルは100種類上いて属性やクラスがあり、同種を3体融合させて進化できる
- 無料で始められる
オープンワールドでゲットできるイルビアルの数は有限ですが、tire1でいなくなればtire2で新たに補充されます。
ただ、tire1のイルビアルは二度とゲットできないので、希少性が生まれるわけですね。
これぞNFTゲームでしか実現できないゲーム性です。
イルビウムのプレイ動画はこちらで確認できます。
まだ作成段階のβ版ですが、めちゃくちゃ美麗グラフィックですよ。
次に流行るNFTゲーム③Murasaki7
- パズル×RPGのPuzuru to Earnゲーム
- 元々のスマホゲームは2020年初頭にリリースし、 東京ゲームショウに出展するなどして世界で人気がある
- NFT保有者はMurasaki7コミックも30巻(700P)閲覧でき、保有者限定のコミュニティにも参加可能
パズルゲームはパズドラやツムツムなど大ヒットしているので、NFTゲームになってもユーザーが取り組み安く人気がでる可能性が高いです。
Murasaki7のPVもチェックしておきましょう。
NFTゲームの寿命に関するよくある質問
NFTゲームの寿命に関する3つのよくある質問にお答えします。
- NFTゲームの換金方法は?
- NFTゲームはどのくらい稼げるの?
- 今始めるべきNFTゲームは?
NFTゲームの換金方法は?
ゲーム内で稼いだ仮想通貨は以下の流れで日本円に換金できます。
- ゲーム内で仮想通貨を稼ぐ
- 稼いだ仮想通貨を取引所に送金
- 取引所で売却して日本円に交換
- 日本円を任意の銀行口座に出金
NFTゲームはどのくらい稼げるの?
ゲームの種類や初期費用によって、稼げる金額が変わります。
例えば初期費用に10万円かけると、原資回収後は初期費用が1万円の人に比べて10倍稼ぎやすくなる計算です。
最近では初期費用無料でも数万円稼げるゲームも出てきています。
今始めるべきNFTゲームは?
2023年6月以降に始めるべきNFTゲームは資産性ミリオンアーサーです。
あのスクウェア・エニックス発のNFTゲームであり、無料でゲットしたNFTが数万円で売れたことで非常に話題になっています。
資産性ミリオンアーサーの始め方は、以下の記事でくわしく解説しているのでぜひ参考にしてください。
>>【完全攻略】資産性ミリオンアーサーの始め方&儲かる転売方法
【まとめ】現時点でNFTゲームの寿命は短いが期待できる新作ゲームは多数!
- NFTゲームの寿命は現時点で長くても5カ月
- 短命な理由はゲーム自体が面白くないなど3つある
- NFTゲームの寿命が長くなり、王者になるにはトークン価値の安定とゲームの面白さ両面を充実させる必要がある
- 2023年に流行りそうなNFTゲームは、元素騎士オンライン、イルビウム、Murasaki7の3つ
リリース予定のNFTゲームの情報は以下の記事でくわしく解説しているのでぜひ参考にしてください。